医療法人 山本歯科口腔外科医院(やまもとしかこうくうげかいいん)は京都市中京区にある歯医者さんです
医療法人 山本歯科口腔外科医院(やまもとしかこうくうげかいいん)の診療のご案内
[月火木金土]午前:9:00 - 13:00 午後:14:30 - 18:30 [休診日]水・日・祝

医療法人 山本歯科口腔外科医院
(いりょうほうじん やまもとしかこうくうげかいいん)

〒604-8035
京都市中京区新京極通六角下る東入桜之町446

最寄り駅 地下鉄東西線京都市役所前駅より
徒歩5分
京阪電鉄三条駅より徒歩5分
阪急電鉄河原町駅から徒歩5分

医療法人 山本歯科口腔外科医院(やまもとしかこうくうげかいいん)へのアクセスはこちら
診療内容

顎関節症

   顎関節症とは、顎の関節の痛み、雑音、および異常な顎の運動を呈する疾患の総称です。
3大症状として、
1. 顎関節の痛み:  口を開けるときや、ものを咬むときの痛み
2. 開口障害:  口が開きにくい、口を開ける量38mm以下
3. 関節雑音:  顎の関節がカクカク、ジャリジャリと音がする
が挙げられ、そのほかの症状として開閉口運動障害、耳痛、耳鳴り、めまい、頭痛などが挙げられます。 これらの症状がみられる場合は、顎関節症あるいはその予備軍である可能性があります。受診されることをお勧め致します。
顎関節症
顎関節症の原因:
原因については諸説あります。関節部の骨や靭帯の異常、咬み合わせの異常、筋肉によるもの、神経によるもの、外傷によるもの、心因性などが考えられています。
顎関節症の分類:
以下のように分けられています
1型: 咬む筋肉の障害を主な徴候としたもの
2型: 顎関節部の内外にある組織や靭帯の病変を主な徴候としたもの
3型: 顎関節症の中でもっとも特徴的な症状を示すもので、関節の中にある関節円板というクッションの異常を主な徴候としたものカックンという音とともに関節円板が元に戻り、 口が開くものと(3型a)、円板が引っかかって口が開かないもの(3型b)に大別されます
4型 顎関節の変形像を認めるもの。X線写真で確認されます
5型: 1〜4型のどれにも当てはまらず、その症状の一部に精神的要素が関与しているもの
このページのトップへ

顎関節症の治療

1. 原因除去
食いしばりや歯ぎしりなどの過剰な負担が見られる場合、その原因を取り除く必要があります。
2. 薬物療法
鎮痛剤、抗炎症剤を痛みの除去に一時的に用います。筋肉の緊張をほぐす薬物と併用することもあります。
3. 理学療法
患部のマッサージ
ストレッチ
開口訓練:  無理のない範囲で本来開くべきところまで開ける訓練をすることです
徒手整復:  場所が移動した関節円板の整復を目的に行います
低周波通電療法:  マイオモニタという器械を使用し、咀嚼筋のリラックスを図ります。
他に温熱療法などがあります。
理学療法1  理学療法2
4. スプリント療法
顎関節症の治療で最も特徴的なものです。取り外し可能な樹脂(レジン)でできたスプリントというマウスピースのような装置を作製し、顎関節や筋肉の負担を軽減させ、症状を緩和させます。
5. 顎関節腔内注射
皮膚に注射針を刺し、顎関節を包む組織内を洗浄し、炎症物質を洗い流したり、関節の動きを円滑にさせるためにヒアルロン酸製剤を注入したりします。
6. 各種外科的治療
内視鏡を用いた関節鏡視下手術や関節を直接開放して行う外科手術があります。
   ほとんどの症例で1〜4の保存的治療で対処可能ですが、中には症状の改善がみられず、MRI撮影などを行った後、5、6の治療に移行する場合があります。 当院では、上記6を除いた、1〜5の処置を行うことが可能です。 また、上記には記していませんが、かみ合わせの不具合により顎関節症が生じているケースが多く認められますので、全体のかみ合わせの治療が必要になることがあります。 当院では、かみ合わせの状態にも気を配り、十分に診査の上、必要であれば適切な治療を提供致します。
   また、顎関節症ではありませんが、格闘技をされる場合や歯ぎしりの歯への負担を軽くするために、軟らかい素材でマウスピース(マウスガード)を作ることがあります。料金や材質などの詳細は、直接ご相談下さい。
このページのトップへ